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これから世界を変えるテクノロジーについてあなたはいくつ知っていますか?
まずは、ビジネス系インフルエンサーのマナブさんのツイートをご覧ください。
これから世界を変えるテクノロジー😌
・人工肉、培養肉
・アップルカード
・ロボットタクシー
・スマートスピーカー
・GAFA保険(仮名)
・ロビンフッド(投資)
・クラウドセキュリティ
・シナリオが増える映画ちょっとまとめました。何個くらい知っていますか。近いうちにYouTube解説します
— マナブ@バンコク (@manabubannai) February 8, 2021
このツイートは未来予測として大切なインプットとなるツイートです。
これらについて、特に気になるものを3つ選んで調べてみました。
①Apple Card(アップルカード)
Apple Cardとは?
Apple Cardとは、アップルのクレジットカードのこと。
今のところ米国だけで入手できます。
Apple Cardをもつには「iPhone」とApple Walletが必要です。
物理的なカードを使った店頭での決済や、Apple Walletを通したデジタル決済で利用できます。
会費は無料です。
Apple Cardの特典は?
Apple Cardを持っていると、「Apple Store」での買い物については3パーセントのキャッシュバックを受けられます。
「App Store」での決済や、一部の店舗での購入についても同様で、
キャッシュバックは「Apple Pay」を経由した決済なら2パーセント、Apple Payを通さずにApple Cardを使った場合は1パーセントです。
Apple Cardってただのクレジットカードでしょ?これがなぜ世界を変えるテクノロジーなの?
今までの説明だと、「Apple Cardってただのクレジットカードでしょ?これがなぜ世界を変えるテクノロジーなの?」と思いますよね。
実は、Apple社が金融サービスに力を入れているということがとても大事な意味を持つのです。
Appleの利益構造を見てみると、iPhoneで50%以上の利益をたたき出しています。
アップル iPhoneの価格を高騰も利益率は改善せず#Apple #iPhone https://t.co/6nQpczeA1R pic.twitter.com/zUFWRk51NE
— mobilego (@mobilego22) November 15, 2018
そのため、Apple社からすれば、「Apple Cardで儲けが出なくてもよい」のですよね。
だって、iPhoneがあるから。
なので、そのことを利用して、Apple Cardの利用者を増やすための施策を次々売ってくると思われます。
要するに顧客の囲い込みですね。
そうすると、クレジットカード決済情報などの金融に関するデータを大量に入手することができます。
データを大量に入手することができれば新たな金融サービスを打ち出すことが可能。
例えばマイクロファイナンス(小口の資金融資)など。
Apple社が金融サービスに力を入れるためにはデータが必要。
そのデータを入手するためにApple Cardを作ったのではないかと考えられるのです。
同じようなことは、他のIT大手も追随する可能性がありますが、今のところAppleが一歩頭抜けている印象です。
②GAFA保険(仮)
GAFA保険とは、GAFAが運営する保険のこと。
今はまだそのようなサービスがあるわけではないですが、このようなサービスが生まれることが予想されます。
Apple Watch を使った健康管理を例にとって考えてみます。
Apple Watchをつけると健康状態がリアルにモニタリングできますよね。
そうすると、健康保険にダイナミックプライシング(変動価格)を導入できます。
例えば、今日は運動して食事に気を付けているから保険料を2円値引きします、みたいな。
このような日単位での健康をインセンティブにした保険は今の保険会社には作れません。
なぜならそのようなデータを持っていないから。
データを握っているGAFAだからこそできる保険なのです。
そして、このような保険サービスが生まれたらどうなるか。
既存の保険会社は非効率で、保険料が割高と感じられてしまうので、みんなGAFA保険に移動するでしょう。
そうすると、既存の保険会社はつぶれてしまいます。
既存の保険会社にとって恐ろしい未来が予想されてしまうのです。
③ロビンフッド(投資)
ロビンフッドとは、ロビンフッド社が開発したアメリカで話題の投資アプリです。
その特徴は、
・取引手数料が無料
・スマホだけで簡単に取引開始
・登録したらテスラ株をプレゼント
・トレードのレコメンデーション
取引手数料が無料というのが非常に特徴的です。
なぜ取引手数料が無料というかというと以下のような流れで、別の証券会社からの値引きを原資にしているのです。
①アプリ利用者から株の購入の注文をロビンフッドが受ける
②注文をまとめて、別の証券会社に発注している
③ ②の際、大口の注文になるので、別の証券会社に値引きしてもらっている。
④その値引きを原資にしてアプリ利用者の取引手数料を無料にする
ロビンフッドはアメリカでの投資を加速させました。
この流れは日本にも出てくるでしょう。
そうすると、株取引の敷居が下がって、日本の証券市場がより活発化する未来が想像できます。
まとめ
参考動画はマナブさんのこちらの動画です。
気になる方はぜひこちらの動画をご覧ください。