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子どもの教育資金を、学資保険ではなく終身保険で貯めることに決めた3つの理由
子どもの養育費をまかなう目的で学資保険に入ることを検討する人は多いかと思います。
しかし、私はさまざまな検討の上、学資保険ではなく終身保険で貯めることに決めました。
今回はその理由をお伝えします。
子どもの教育資金をどのように貯めていこうか悩んでいる方の参考になればうれしいです。
学資保険と終身保障の生命保険の違いってなに?
理由をお話しする前に、まず学資保険と終身保険(終身保障の生命保険)の違いについて整理しておきましょう。
違いを知ると、なぜ終身保険が子どもの教育資金を貯めるのに良いのかわかってくるかと思います。
学資保険 | 終身保険 | |
保険の目的 | 子どもの教育資金に備える | 一生涯の死亡保障を備える |
お金を受け取るタイミング | 入学時の節目のタイミングや満期時に祝金・満期保険金を受け取る | 任意のタイミングで解約して、解約返戻金を受け取る |
保険期間 | 0歳~22歳 | 一生涯 |
加入年齢上限 | 契約者:55歳~60歳 子ども(被保険者):6歳~12歳 |
80歳程度 |
契約者に万が一のことが起こった場合 | ✅以降の保険料の払い込み免除 ✅満期に祝金・満期保険金が受け取れる |
死亡保険金が受け取れる |
理由❶:お金を受け取るタイミングを自由に決められる
まず、子どもの教育資金を、学資保険ではなく終身保険で貯めることに決めた一つ目の理由は、
「お金を受け取るタイミングを自由に決められる」こと。
学資保険では、子どもが15歳・18歳などその節目でお金を受け取ることになります。
しかし、終身保険であれば、別途貯金などで教育資金が溜まっているのであれば無理に解約する必要はありません。
子どもの大学進学以降も貯蓄ができるので、留学費用や大学院の学費、老後資金などにも備えられます。
これは大きいメリットです。
理由❷:死亡保障と貯蓄を一つの商品で実施できる
終身保険にすることで、死亡保障と貯蓄をセットで行うことができます。
特に、子どもが社会人になるまでは死亡保障を厚くする必要があります。
子どもの教育資金のために終身保険に加入することは、適時なタイミングで死亡保障額をコントロールするという意味で都合がよい商品であるといえます。
理由❸:運用を意識した資金活用ができる
終身保障の生命保険は、保険料払込期間を終えたあとの解約返戻率の高いタイミングで解約し、その解約返戻金を教育資金にあてることで学資保険より返戻率が高くなる仕組みです。
ですので、もし別途貯金などで教育資金が溜まっているのであれば無理に解約する必要はありません。
そうすると、そのまま資金を運用することができ資産が増えるというメリットがあります。
これは「頑張ってお金を貯めよう」というインセンティブになるので、学資保険に入るよりメリットがあると考えています。
保険の見直しは、プロに相談しましょう
終身保険が良いとはいえ、終身保険にも様々な種類があります。
どの商品が最適か分からない人や、ご自身やご家族にとって今後必要となる保障を手に入れたい人は、保険のプロがいる保険相談所を利用してみることをおすすめします。
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