この記事では、イーサリアムについて取り上げます。
「イーサリアム」ってなに?って方はこの記事を見ていただくと理解が深まりますよ。
参考にさせていただいたのはこちらの書籍です。
では始めていきましょう。
目次
イーサリアムとは
イーサリアムは、ビットコインに次いで注目される仮想通貨です。
イーサリアムの通貨記号は「ETH」です。
イーサリアムは、ビットコインの主な利用用途である決済に、さまざまな機能を付加した仮想通貨です。
イーサリアムでできることは以下の4つです。
①イーサリアムを利用する(プラットホーム)
②イーサリアムの売買で利益を得る(投資)
③イーサリアムで決済する
④イーサリアムを送金する
特に、①イーサリアムを利用する(プラットホーム)としての利用が多いのが特徴です。
イーサリアムは、イーサリアムブロックチェーンを利用したアプリ開発ができるという特徴を持っています。
これがイーサリアムの大きな特徴です。
イーサリアムの誕生
イーサリアムは2013年後半、イーサリアム財団のヴィダリック・ブリテン氏によって考案され、2014年にリリースされました。
ヴィタリック・ブテリン氏は、1994年のロシア・モスクワに生まれ。
6歳のときに家族とともにカナダに移住した彼は、小学生のときにはすでに数学や経済学の分野で驚くべき能力を発揮し、プログラミングを学んでいました。
ブロックチェーン・テクノロジーのポテンシャルに魅せられた彼は、2013年、19歳のときにブロックチェーンプラットフォーム「Ethereum」(イーサリアム)を考案するのです。
イーサリアムがはじめて発行されたとき、6,000万ETHが発行。
別途1,200万ETHが開発者などに発行・付与されました。
その後は年間1,800万ETHを上限に発行されています。
なお、イーサリアムに発行上限は定められていません。
(※ビットコインは発行上限が2,100万BTCと定められている)
イーサリアムの発行はビットコインと同じ、マイニング(採掘)によって行われます。
イーサリアムの最大の特徴は「スマートコントラクト」
スマートコントラクトとは、ブロックチェーン上で契約を自動的に実行する仕組みのことです。
この仕組みは、自動販売機のように利用者が硬貨を投入し、飲み物のボタンを選択した瞬間に売買契約が成立するイメージに似ています。
スマートコントラクトのすごい点は、中央管理者を介さずに契約内容を自動で執行できる点です。
また、ブロックチェーンの性質上改ざんが極めて難しく、当事者間で交わされる契約書の締結など多くの作業が不要になるため、
従来契約の管理のために要していたコストと時間がかからなくなります。
イーサリアムブロックチェーンでスマートコントラクトを実行する際には、イーサリアム(ETH・通貨)が必要となります。
イーサリアムのこれまでの値動き
1つ目の山(2017年)
1つ目の価格の山は2017年に起こりました。
価格が上昇した背景は
①ICOの増加によるイーサリアムの利用増加
②大手企業によるイーサリアムの利用増加
③日本で「改正資金決済法(仮想通貨法)」が2017年4月に施行されたことで、仮想通貨投資をした人が増えた
ことが要因です。
2つ目の山(2020年~2021年)
2つ目の山は2020年12月から2021年にかけてです。
イーサリアムの最終アップデートである「セレニティ(イーサリアム2.0)」の運用が、2020年12月1日からスタートしました。
このニュースを受けて、2020年11月には4万円台だった価格は6万円台まで上昇。
仮想通貨市場全体の上昇トレンドの影響もあり、2021年1月初旬には一気に11万円まで到達しています。
イーサリアムの今後はどうなる?
イーサリアムブロックチェーン上で多数のプロジェクトが実行されると、ETHの需要が増え、ETHの価値は高まっていくと考えられます。
日本においても、イーサリアムのスマートコントラクトは金融業界を中心にビジネスを変革する可能性のあるものとして認識されています。
また、イーサリアムブロックチェーンを利用して実施されるICOでは世界中の一般投資家からイーサリアムで資金が集められます。
このように、イーサリアムには需要増加による価格上昇が見込まれます。
政府の規制などまだまだ留意すべき点は多いですが、2,000ドルまで上昇してもおかしくないと予想します。
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