日本は先進国の中で生産性が低いといわれています。
2019年に発表された調査によれば、日本における1時間あたりの労働生産性は、OECD加盟国の36カ国中21位。
主要先進7カ国(G7)の中では、1970年以降、約50年間にわたって最下位の状況が続いています。
参考資料:労働生産性の国際比較 2019
そこで、生産性をあげるためにどのようなことをやる必要があるのでしょうか。
ここでは私が10年の社会人生活で気づいた6つのことをお伝えします。
目次
一度作った資料をテンプレート化
一度作った資料はテンプレート化してチーム全体で共有すると、自分だけではなくチーム全体の生産性が高まります。
ちょっとした心がけなのですが、職場の生産性は大きく向上します。
中には自分の資料を人に共有したがらない人がいて非常にもったいない。
ギブすると自分にもメリットがありますよ。
会議の前にたたき台をつくる
会議ではたたき台を作って議論するのがおすすめです。
というか、たたき台がないと議論が空中戦になってしまい、その後のアクションが決まりません。
会議で最もやってはいけないのは、次のアクションが決まらないことです。
しっかりたたき台を作って生産性の高い会議にしたいですね。
積極的に意見をいう
良い組織の条件の一つに「意見が言いやすい」というのがあります。
特に若手の人が自由に意見を言える組織は柔軟で強いです。
テクノロジーの利用などは若手の方が強みがあるので、積極的に意見を取り入れると生産性が上がります。
また、会議でもどんどん意見を言いましょう。
会議はしゃべってなんぼの世界です。
もし発言したいことがないなら、他の人の発言に賛成なのか反対なのか、きちんと意思表明するだけでもOK。
生産性の高い会議になるかどうかはあなたの発言にかかっています。
新しいツールを使ってみる
生産性が高い人は新しいツールをとりあえず使ってみることが出来る人。
Zoom、Teams、Slackなどパッとすぐ試してみたあなたはとても素晴らしい。
逆に、尻込みしてしまったあなたは生産性が相対的に落ちてしますよ。
もったいないです。
軽い気持ちで新しいものにどんどん触れていきましょう。
生産性の低い仕事を減らす
Excelのショートカットキーをたくさん覚えることはとても大事ですが、「生産性の低い仕事を減らす」ことも大事ですよね。
何の目的で作っているかよく分からない資料づくりをやめるとか、単なる情報共有のための会議をやめるとか。
出来ることはたくさんあります。
余計な仕事を減らして生産性上げましょう。
クライアントのために仕事をする
「この資料は、上司を満足させるために作ったものですか?それとも、クライアントを満足させるために作ったものですか?」
私がよく意識する質問です。
得てして上司を満足させるために資料を作ってしまいがち。
それでは生産性が低いですよね。
クライアントファーストで行きましょう。
まとめ
以上、あなたの仕事の生産性をあげる6つのことをお伝えしました。
特に難しいものはなく、心がけ一つですのでぜひ意識してみてください。