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ビットコインが時価総額でロシア・ルーブルを超えたってどういう意味?

2021年2月10日、ビットコインが時価総額で露・ルーブルを超えたというニュースが出ました。

参考:ビットコイン:時価総額ランキングで「ロシアルーブル・Tesla」超え

 

この記事では、この事実がどのような意味を持つのかについて考察します。

 

ビットコインとは何か

まずは、ビットコインとは何かから整理しましょう。

ビットコイン(BTC)は、インターネット上で使用できる暗号資産(仮想通貨)の一つです。

円やドルのように硬貨や紙幣がある法定通貨ではなく、電子データによる決済機能を備えた新しい決済手段で、

インターネットを経由して遠く離れた国にも容易に送金することができます。

 

ビットコインの特徴①:国や銀行といった中央で発行・管理する機関がない

円やドル、ユーロなどの法定通貨は、それぞれの国の中央銀行が管理しています。

しかし、ビットコインは特定の国や地域によって管理されているのではなく、「ブロックチェーン」と呼ばれる技術によって管理されています。

ブロックチェーンって何?という方はこちらの記事をみてくださいね。

 

ビットコインの特徴②:発行量が2,100万ビットコインと定められている

円やドルといった法定通貨は国や政府が自由の発行量を調整することができます。

しかし、ビットコインはコンピューターブログラム(ソフトウェア)ですので、予め発行上限がプログラムによって決められています。

その発行上限が2100万ビットコインと定められています。

更には発行スピードもプログラミングによって決められています。

最初は10分ごとに50BTCが発行されていましたが、4年毎にその発行量が半減されていっています。

この半減される日付を半減期と呼びます。

プログラムでは2140年に上限に到達してビットコインの発行が終了する予定になっています。

この特徴を有するために、ビットコインは「デジタルゴールド」という別名を持っています。

 

 

ビットコインが法定通貨を超えた意味

「fiatmarketcap.com」は合計116種類の法定通貨をビットコインを比較した上で、各通貨の時価総額をBTC基準で表示して以下のようにランク付けしています。

それによると、ビットコインの時価総額は約90兆円となっており、ロシア・ルーブルを超え14位になっています。

ビットコイン:時価総額ランキングで「ロシアルーブル・Tesla」超え

 

一体これは何を意味するのでしょうか。

 

法定通貨とビットコインの大きな違いは、以下の2つです。

①中央で管理する人がいるかいないか

②信用力の源泉

 

「①中央で管理する人がいるかいないか」については、法定通貨の場合は国(中央銀行)が中央で管理していますが、ビットコインには中央で管理する人がいません。

また、「②信用力の源泉」については、法定通貨の場合は政府の信用力、ビットコインの場合はプログラムです。

 

このような違いがある中で、ビットコインの時価総額が上昇してきているということは、「政府の信用力が裏付けとなっている法定通貨の価値が相対的に落ちている」ということを意味します。

 

それはなぜか。

 

これには、新型コロナウイルスの影響があります。

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、経済の停滞が長引くとの懸念が広がっています。

各国で積極的な金融緩和や財政出動が打ち出されるものの、金融市場では政策が奏功して世界経済が力強く回復するとの期待は高まっていないのが現状です。

 

積極的な金融緩和や財政出動の結果、世界はお金が余っている状態です。

資金をどこに投資するのかについて投資家は悩んでいます。

 

そこで登場したのが、中央管理者がおらずブロックチェーンの堅牢性をもったビットコイン。

この価値に気づいた投資家たちが投資を行っているということなのです。

 

 

ビットコインは「bitFlyer」か「coincheck」で買いましょう。

このように、これからも価格が上昇すると見込まれるビットコイン。

投資先として有望です。

では、ビットコインを買うにはどうしたらよいのでしょうか。

 

ビットコインを買うなら、「bitFlyer」か「coincheck」が良いですよ。

特に、「bitFlyer」は100円から購入できます。

私は「bitFlyer」を利用しています。

 

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