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2021年4月18日、ビットコイン価格が急落
2021年4月18日、ビットコイン価格が急落しました。
2021年4月14日には700万円を超え、史上最高値を更新しましたが、その後価格が急落し、2021年4月18日には一時期600万円を下回る事態となりました。
この記事を執筆している2021年4月19日現在では価格は618万円と多少回復しています。
ビットコイン価格は平気でプラスマイナス20%は変動するので、今回の下落も想定の範囲内という感じではありますが
最近ではかなり大きい値動きでした。
なぜこのような下落が発生したのでしょうか。
考えられる理由をみていきます。
理由1:Coinbase(コインベース)が上場したものの、株価が伸び悩んだ
まず理由の1つ目は、Coinbase(コインベース)の影響です。
2021年4月14日、米国最大規模の暗号資産(仮想通貨)交換所のコインベース・グローバルが、米ナスダック市場に上場しました。
主要な米国の仮想通貨企業としては初の上場です。
◆日本時間 今晩上場
4/14の米株式市場の焦点は暗号資産取引所coinbaseの上場です。時価総額は1000億ドル(11兆円)規模との見方が出ています。追い風となるかのようにBitcoinは13日に一時63700ドル台(約700万円)と史上最高値を更新。株価はクリプトへの期待の強さを測るバロメーターとなりそうです pic.twitter.com/1nLXUAkI0A— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) April 13, 2021
これにより、ビットコイン価格が700万円を超えることになりました。
なぜ、暗号資産(仮想通貨)交換所のコインベースが上場すると、ビットコインの価格が上がるのか?
それは、金融市場を規制・監督する米証券取引委員会(SEC)の上場審査を通過したことで、「信頼できるインフラ」として一定の評価を得たといえるからなのです。
米ナスダック市場に上場するには、米証券取引委員会(SEC)の上場審査を通過する必要があります。
そして、その審査は並大抵の審査ではありません。
日本企業でナスダックに上場しているのは「ソニー」、「トヨタ自動車」、「キヤノン」、「日立製作所」など10数社に限られます。
しかし、上場したCoinbase(コインベース)の株価は、期待ほどには伸びることがなく、それに連動するようにビットコインも上値が重い展開になりました。
理由2:仮想通貨(=暗号資産)の規制強化の動きがみられる国が出てきたこと
続いての理由は、ビットコインを含む仮想通貨(=暗号資産)全体の規制強化に乗り出す国が出てきたことです。
具体的には、トルコ、インドなど。
トルコでは、仮想通貨での支払が禁止されるようになり、またインドでも仮想通貨の取引や保有を禁止する法案提出の流れが出てきています。
参考記事:トルコが暗号資産の決済利用を禁止、ビットコインは下落
理由3:米財務省がマネーロンダリングで金融機関を取締るとの噂が出たこと
続いての理由は、米財務省がマネーロンダリングで金融機関を取締るとの噂がSNSで出たこと。
これについては、信頼できる情報ソースがないことからすぐに立ち消えになっています。
今後の見通し
では、今後のビットコインの見通しはどのようになるでしょうか。
私は、まだ下がる可能性はあるが長期的には価格上昇と予想しています。
その理由はこちら。
❶プロの間では値上がりする予想が多い
❷現在の価格上昇が一過性の要因ではない
❸ビットコインは発行枚数が2,100万ビットコインに制限されている
❹ビットコインの時価総額が金の時価総額と同じになると考えられる
詳しくはこちらの記事にて解説しています。
ビットコインは「coincheck」か「bitFlyer」で買いましょう
このように、今後の将来性が見込まれるビットコイン。
では、ビットコインはどこで買うのが良いのでしょうか?
ビットコインを買うなら、「bitFlyer」か「coincheck」が良いですよ。
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