日本のNFTアーティストにインタビューして、日本のNFT業界を盛り上げようというこの企画!
第31回目は、世界を救うお尻ちゃんたちのアートコレクションCutie Bootyを展開されているNANAMIさんです!
TwitterのDM経由で色々聞かせていただきました。ありがとうございます。
Twitter:@rtista_nana
目次
Cutie Bootyってどんなプロジェクト?
NANAMIさんがnoteにて、NFTとの出会いやCutie Bootyについて説明をされています。
以下ではそれを抜粋・要約してお伝えします。
詳細が気になる方は以下リンク先のnoteをご覧くださいね。
https://note.com/artista_nana/n/n7763221675a7
NFTとの出会い
「絵は稼げないから辞めよう。」
小学生の頃、東京芸術大学を目指すほど本気で考えていた、芸術家になりたいという夢をこんな理由で諦めました。
しかしコロナで世の中も私自身も鬱な日々を送っている中、
突然パートナーに「NFTって知ってる?」と持ちかけられました。
何それと聞いてみると、「ソレがソレであることをインターネット上で証明する最先端の技術」(超ざっくりいうと)だと。
この時私は全身の血が逆流するほどの感動を覚えたのです。
NFTなら「本物」の証明ができ、アートとしての価値が担保される。
必死に諦めた芸術の世界が、なんだか向こうから
「自分の本当にやりたいこと、やっていいんだよ、ほら!」
と手を差し伸べられてきたような感覚でした。
「この希望、諦めなくていいんだ」
半ば涙を浮かべながら私はこの世界に飛び込みました。
Cutie Bootyのコンセプト
「自由・多様性・愛」
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裸のお尻は表現を含めた我々人間、生きる者全ての権利である自由を表します。
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肌の色は多様性を重んじ、多種多様なデザインは唯一無二な個性を表します。
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そしてよーく見ていただくとお尻の形がハートになっていることがお分かりでしょうか?これが愛の象徴。メインカラーのピンクも愛を表してます。
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ビビッドな色合いは誰にも言いくるめられない強い意志を表します。
NANAMIさんにインタビュー
上記noteの内容を踏まえ、NANAMIさんにインタビューさせていただきました。
Cutie Bootyで特にこだわっている点は何ですか?
Cutie Bootyは自由・多様性・愛がテーマであり、
生きるもの全てがリスペクトされる社会を目指しているのですが、
『仲間はずれが出ない、本当の本当に全員のことを考えてるんだよ』
という想いが伝わるような作品作りを心がけています。
統一感、シンプルさを保ちながらどれだけ多くを詰め込めるか日々考えてます…。
次のコレクションでは20色の肌色で多様性を強めたものを展開しようとしています。
ご自身の作品の中で、お気に入りの作品はどれですか?またその理由はなんですか?
どの作品にも思い入れはありますが、特に気に入っている作品はBooty #12 、平和のブディちゃんです。
ウクライナでの紛争をきっかけに制作したNFTで、
ウクライナだけではなく、
世界の難民の支援を行うUNHCRに2次流通であがった利益も含め全額寄付されます。
基本的にブディちゃんは黄、黒、白、の肌色で多様性を表していますが、
この平和のブディちゃんは肌色の代わりに全面「平和」と「希望」の花言葉を持つお花で敷き詰められています。
それは多様性以上に、
人種に関係なく全ての人に平和が訪れる権利があると主張したかったためです。
憎しみが憎しみしか生まないなら、
愛が世界を包み世界中が希望で溢れることを願い制作しました。
また、この平和のブディちゃんの売上60,000円を、先日寄付することが出来ました。
皆で世界を変える一歩になったと思います。
Cutie Bootyを始めて印象に残っていることを教えてください。
実は生まれも育ちもイタリアなのですが、
そこでは自分の意見を持ち表現するのは当然でした。
だから10の時に日本に来て、出る釘は打たれる文化に打ちひしがれるなかで、
気づけば4年間ほど鬱で何もできなくなっていました。
死にながら生きるのはもうやめようと決意した頃にNFTを始めたら、
同じ日本人と関わってるとは思えない程皆が暖かく、大変感動しました。
見知らぬ方が突然Cutie Bootyの紹介ツイートを書いてくれたり、
毎度新作を出すたびに当たり前かのように拡散してくれたり、
ありのままであなたは十分素晴らしいよとわざわざ声をかけてくれたり…
毎日毎日誰かのお世話になっております。
NFT界のGIVER精神が強い文化がいつまでも絶えないように私ももっともっと愛を配っていきたいです。
Cutie Bootyを広めるにあたり、工夫していることや、気を付けていることは何ですか?
闇雲に誰にでも広がるようにするというよりは、
狙ってこの人ならCutie Bootyの思想、キャラクターが好きそうだな、という方を中心にアプローチしています。
広く浅くというより、狭く深く、というのを現時点では意識してCutie Bootyを愛してくださる少ない方々をまず大事にして、
Cutie Bootyを育てていってます。
NFTはまだまだこれからであり、今売れることが第一優先事項ではなく、
ソノ時にしっかり残っていくというところが大事だと思うので、
まずは基盤をしっかりさせたいと思ってます。
NANAMIさんが好きなNFTアーティストさんはいらっしゃいますか?またそれはなぜですか?
なもちゃん@namochang_nftは個人的に憧れの存在です。
好きを突き通しマイウェイ全開な彼女のスタンスには毎度感動させられます。
全作品から迷いのない愛が溢れてくるのがよく伝わってくるし、
誰が何を言っても関係ない、自分は自分の道を歩むのみ、と私もなもちゃんみたいに堂々としたいです。
最後にNANAMIさんから「これは話しておきたい!」というものはありますか?
技術がどんどん進んでいく現代で理屈的なことが全てという考えに陥りがちですが、
私たちが機械ではないことを忘れてはいけません。
また、人間の最大の特徴である感情、心、魂に触れ感動をもたらすアートが歴史を変えてきたことも事実です。
しかし、芸術大国イタリアで生まれ育った私は日本に来て日本人はアートを軽視する傾向が強いと感じています。
NFTアートはただのJPEGを少し進化させたというだけの話ではありません。
最新技術のツールと魂を揺さぶり人を動かすアートの融合であり、
不可能を可能にする力が秘められているのです。
だからこそ綺麗事と言われても、私は世界平和という大きな夢を掲げ、全員が笑い、全員が幸せな未来を目指したいです。
Cutie Bootyと共に世界を変えませんか?
Be one of us EVERYBOOTY
インタビューを終えて
今回改めて、NFT技術とアートの素晴らしさに気づくことが出来ました。
国境や言葉の壁を越えて愛・自由・多様性を表現できるのって、NFTアートが最適ですよね。
NANAMIさんがNFTアートに出会ったのは偶然ではなく、必然だったような気がしてなりません。
NANAMIさんの熱い想いがこもったお尻ちゃんたちの世界、あなたも触れてみませんか?
Cutie Bootyはどこで買えるの?
この魅力的なコレクションCutie BootyはOpenSeaで買うことができますよ。
https://opensea.io/collection/cutie-booty
「OpenSeaでの買い方が分からない!」という方は以下の記事をどうぞ。
MetaMask(仮想通貨(暗号資産)のお財布)のインストールの方法から詳しく説明しています。