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貯金と勉強できていますか?
突然ですが、貯金と勉強できていますか?
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(2019)」によると、20代の貯金額の平均値は161万円、中央値は71万円。
全世代の貯金額の平均値は1,139万円、中央値は419万円です。
年代 | 平均(万円) | 中央値(万円) |
20代 | 165 | 71 |
30代 | 529 | 240 |
40代 | 694 | 365 |
50代 | 1,194 | 600 |
60代 | 1,635 | 650 |
70代以上 | 1,314 | 460 |
全年代 | 1,139 | 419 |
これを多いとみるか、少ないとみるかは人それぞれですが、貯金はあるに越したことないですよね。
また、総務省統計局が2016年に実施した「平成28年社会生活基本調査」では、「有業者(=仕事している人)」について以下の結果が得られています。
- 調査日に「学習・自己啓発・訓練」(学業以外)を行なった人の割合:38.5%
- 1日当たりの「学習・自己啓発・訓練」(学業以外)総平均時間:6分
要するに社会人の1日の平均勉強時間は6分なのです。
社会人がいかに勉強不足か、よくわかる結果でしょう。
貯金と勉強を確実にやるための方法
このような統計を踏まえると、
「貯金をしたくてもできない・・・」
「勉強したくても時間がとれない・・・」
といった声が聞こえてくるようです。
そこで、貯金と勉強を確実にやるための方法をお伝えしたいと思います。
これは、多くの方にアドバイスをして効果を確認した方法です。
それは・・・
「まず最初に貯金と勉強をすること」
です。
どういうこと?って思いますよね。
これから説明させていただきます。
「まず最初に貯金と勉強をする」とはどういうこと?
これは要するに「発想の転換をしましょう」ということです。
みなさま、「残ったお金を貯金しよう」とか、「残った時間を勉強に充てよう」って思っていませんか?
これが、貯金と勉強ができない理由なのです。
貯金や勉強はなかなか習慣化するものが難しいもの。
残ったお金や残った時間でやりくりするようにすると一向にできないのです。
ではどうするか?
発想を逆にして、
「まず給料が入ったら貯金しよう。残りのお金でやりくりしよう」
「まず勉強時間を確保しよう。残った時間で仕事や余暇の時間をとろう」
と考えるのが大切です。
つまり、貯金と勉強の優先順位を1位にしてしまうということですね。
こうすることで、先に貯金と勉強ができてしまうので、確実に貯金と勉強ができるというわけです。
優先順位を高めよう
この方法は、いろんなものに応用できます。
自分が「これを習慣化したい」と思ったときは、そのことの優先順位を高めればよいのです。
例えば、ブログを毎日更新することを習慣化したいのであれば、「朝起きてすぐブログを書く。他のことはブログを書いてからやる」ようにすれば成功の確率が高まります。
「夜寝る前にブログを書こう」と考えてしまうと、残り時間で作業することになってしまうので習慣化できません。
実際、私が何度も失敗しています。。。
やり抜きたいことは、自分の中で優先度を高めてこなしていきましょう。